この映画の予告を見たときから、もうウルウルものだった作品、レディスディの今日、さっそく見に行ってきました。
中国の小さな村で、貧しいけれども両親の愛を受けて幸せに暮らしていた11歳のリー少年。毛沢東の文化政策による英才教育で、突然北京舞踏学校の研修生に。心からバレエを愛する先生の教えを受けて以来、率先して練習に明け暮れる15歳のリー。努力が奇跡をよびアメリカ研修へ。はじめてのアメリカ留学は驚きの毎日、自分の主張を話せる世界があることさえ彼は知らなかったのだった・・・。
今日はレディスディの夜の回を見に行ったのですが、満席状態でした。
中国人バレエダンサー、リー・ツンシンさんの実話をもとにした映画。11歳で家族と別れ、一人北京の舞踏学校で学ぶ日々。今でもやはりそうなのだろうか。それが好きかどうかというより、才能があるかどうかで決まっていく進路。そして、毎日それだけを練習する日々。年齢的にも、mikiが育った時代とさほど変わらない時、こんな生活をしていたんだと、思わず思ってしまった。とくに生まれ育った農村の様子。そんな息子を一人都会に出す母の気持ちに思わずうるっとなってしまう。そして一人学校で学んでいく姿。夜に一人練習する姿など、ただひたむきにという感じ。そして環境が一転するアメリカでの生活。戸惑いの中、次第になじんでいく日々の生活、出会い。もっとアメリカで踊っていたいという気持ち、よくわかる気がする。そしてリーの決断、引き離される家族。いったいリーはどうなっていくのか、国家によって・・・とはらはらドキドキ。リーの悩み、想いをただひたすら踊りに託していく姿。クライマックス、公演の後のカーテンコールに涙が止まらなかった。もうもう、号泣状態。リーの驚き、感動が伝わってくるよう。クライマックスの姿にもまた涙涙!!!
少年時代、青年時代、そして、プリンシパルとしてのリーのバレエもしっかり堪能で来て、そして涙涙。これは是非スクリーンで見てほしい。バレエ好きの方は是非見て欲しい作品。
DVDになったらぜひ買って、もう一度鑑賞したい。