予告を見て、主演の子供がすっごく気になった作品。さっそく見に行ってきました。
1975年、韓国ソウル郊外。よそ行きの服を着せられて、9歳の少女ジニが旅行のつもりで父に連れられてきた所は、児童養護施設だった。父は必ず迎えにくると強く信じるジニは、頑なに周囲と馴染もうとせず、反発や抵抗を繰り返すが・・・。
今日は平日の夕方の回ということで、まあまあの入りって感じでした。
父といっしょにいるジニの姿がとても印象的。対して、児童養護施設に入れられたことを認められない、ずっと父をまつ姿もけなげ。それでも、その環境に慣れるしかないという運命も、すこしずつ認めているジニの姿。とても丁寧に取っているという感じ。しだいに友だちが出ていく日、韓国でも、別れにはこの歌を歌うの!とちょっと新鮮な驚き。ずっと待っていた以想いと、それを断ち切らなくてはならない想い。ジニはあのとき何を思ったのだろうか。あの笑顔が印象的。
ぜひスクリーンで観て欲しい。