えっ、これも映画化されるんだと、すっごく気になっていた作品、封切りの今日、さっそく見に行ってきました。
どのような真理も、どのような誠実さも、どのような強さも、どのような優しさも、その哀しみを癒すことはできない。
我々はその哀しみを哀しみ抜いて、そこから何かを学びとることしかできない。
今日は封切り初日の朝一番の回、結構大勢の方が見に来ていました。
この原作、当時はあまりにも話題になりすぎていて、あまのじゃくなmikiは逆にまだ原作を読んでいなかったので、けっこう新鮮にみることができた。
当時、学生運動が盛んだった時代のファッション、家の調度など、よく再現されていて、ちょっと懐かしいって感じで観ていた。うんうん、こんな時代だったよね、等と思いながら、よくここまで再現しているなと思った。
そして、主人公達の絶望感など、よく描けていると思う。直子のどうしようもない哀しみ、結構難しい役どころを菊池凛子さんよく演じているなと思った。またワタナベのどうしようもない哀しみを癒しきれない姿、これも難しい役どころ、松山ケンイチさん、頑張っているってかんじ。
原作ファンにはどう映ったのだろう。mikiは思ったより良かったと思う。
この映画を見て、うん、原作読んでみようと思った。
やはりスクリーンでみて欲しい映画かな。