映画の予告を見て気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
愛する妻と5歳になる娘に囲まれて幸せに暮らしていたエンジニアのクライド・シェルトンは、ある夜侵入してきた2人組の強盗に目の前で妻子を惨殺され、自らも瀕死の重傷を負う。犯人はすぐに逮捕されたが、検事ニック・ライスは担当事件の有罪率を上げようと主犯の男と司法取引をし、犯人は極刑を免れてしまう。そして10年後・・・。
今日の試写会はけっこう大勢の方が見に来ていました。ほぼ満席状態でした。
アメリカの司法取引の問題点を鋭く突いた作品。自分の有罪率の為に司法取引をするのかとちょっとびっくり。そして、10年後、妻子を殺された男の復讐。あまりにも残酷、それでいて緻密。いかにこの為だけに歳月を費やしてきたのかということが感じされる。残忍なシーンに思わずわっっと目を伏せたくなってしまう。また、突然のシーンには思わずわっっと声をあげたくなってしまうし。次はどんなふうに、次はだれがと観ていてハラハラドキドキ。クライド役のジェラルド・バトラーさん、今回は素っっごい役どころ、秀逸って感じだなぁ。でも美味しいシーンも、うーんいい体、鍛えてるねぇと思っちゃった。
クライマックス、クライドはもしかしてこれを望んでいたのか!?
最後までハラハラドキドキバクバク。
うーん、これはぜひスクリーンで観て考えて欲しい作品。