テレビドラマにもなった原作の映画化。予告も面白そうで、さっそく見に行ってきました。
密室となった廃ビルで、質屋の店主が殺された。決定的な証拠がないまま、事件は被疑者死亡によって一応解決をみる。しかし、担当刑事の笹垣だけは腑に落ちない。容疑者の娘で、子供とは思えない艶やかさを放つ少女雪穂と、被害者の息子で、どこか暗いめをした物静かな少年亮司。全く面識のないはずの二人の周辺で、不可解な事件が続発する・・・。
今日の試写会は、大勢の方がみえられて、ほぼ満席状態でした。
最初の子供の頃のストーリーから色々な謎だらけ。そして主人公雪穂が成長する中でおこるさまざまな事件。一体誰が、何のために。そして、犯人は・・・!?そんな出来事がジグソーパズルのように雪穂の周りで起きていく。雪穂のどこか笑っていない微笑みの謎。そして周りの人間関係。クライマックスに一気にストーリーが動く時、そこにはいままで見えなかったものが・・・!!
ラストも一気に見せてくれたって感じ。
結構長い映画だったが、時間の長さを感じさせず、そして濃いストーリーが展開しているって感じ。これだけの長さの映画なのに、もうちょっと見たいと思ってしまった。
うーん、やはりこれはスクリーンで一気に楽しんでほしい。エンドロールもすっごく印象的、観終わった後拍手したくなってしまった。
原作が読んでみたくなった。