主演サトエリさんの映画のコメント記事を読んですっごく興味を持った作品、さっそく見に行ってきました。
こどもの頃に震災を体験し、いまは東京で暮らす勇治と美夏。彼らは「追悼のつどい」が行われる前日に神戸で偶然知り合い、震災15年目の朝を迎えるまでの時間を共に過ごすことになる。復興を遂げた真夜中の神戸の街を背に、これまで語ることのできなかった二人の想いが、不器用にあふれだそうとしていた・・・。
今日は平日の夜の回でしたが、結構空いていた感じでした。
阪神淡路大震災、その時を体験した子供の15年後、一体その時に何を感じていたのか。その当時を体験した子供のドラマなんだけどドキュメントって感じのストーリー展開。この二人にその当時のさまざまな思いを言わせているって感じ。夜の街をずっと歩く二人が語る言葉には、あの時に体験した子供たちの言葉がつまっているって感じ。
クライマックスのおっちゃんに手を振るシーンになぜかウルッときてしまった。そしてその時、こんな公園で追悼式を行っているんだと初めて知った。
途中、見ていてちょっと退屈と思う感じもしないではないが、ドラマの再編集版ということで、ぜひこの時期にスクリーンで観て欲しい。