映画の予告を見たときから是非見ておきたいと思っていた作品、ようやく見に行ってきました。
外国産食品が安いのはなぜ?体にいいオーガニック・フードとスーパーに並ぶお手頃価格のフード。同じ食品でも価格のこれほどの差があるのは何故なのか?その理由は、農業自体が巨大企業になってしまった異常な食事情にあった・・・。
今日は平日の昼過ぎの回でしたが、結構大勢の方が見に来ていました。
工業フードシステムって、30年代のマクドナルドが導入したんだと、ちょっとびっくり。これによって、何が変わっていったのか・・・。そして、今、食べ物は工業生産化しているという現実。うーん、色々と考えさせられる。アメリカではあんな環境に中で牛が買われているなんて。そして、鶏ってあの鶏舎の中は一体どうなっている??飼われている牛や豚や鶏は誰のもの?など、見ていてびっくり。そして、このサイクルがもし気候変動などでちょっとでも崩れた時は、取り返しがつかなくなってしまうのではと、とても恐ろしくなってしまった。牛や豚が工業化すると同じように、そこで働く人たちも工業化していく現実。こちらも怖い。また、知らぬ間に遺伝子組み換え食品を食べているという現実にもびっくり。そして、それは今、手にとって食べる自分たちも・・・。
見ていて、えーーーっていうことがいくつもあって、考えさせられる。
ラストにでてきた「食の安全のために私たちができること」これはみんなが考えていかなければならないことだと思った。
この作品、ぜひスクリーンで観てほしい。そして観た人がまだ見ていない人に伝えて欲しい。スクリーンで見れなかった方はぜひDVDになったときに見てそしてまだ見ていない人に伝えて欲しい欲しい作品。