漫画・アニメの実写化ということで、これもやるのねと楽しみにしていた作品、さっそく見に行ってきました。
昭和40年代、東京の下町で殺伐とした生活を送る矢吹丈は、その天性の身のこなしから、元ボクサー丹下段平にボクサーとしてのセンスを見出される。しかし、問題を起こしたジョーは少年院へ。そこでチャンピオンレベルの力を持つプロボクサー・力石徹との運命の出会いを果たし・・・。
今日は封切り初日、初回上映でしたが、結構混雑状態でした。
この映画、予告を見たときから、力石徹役の伊勢谷さんや丹下段平役の香川さんがすっごく似ていると思っていたけど、よくここまで実写でこのアニメの雰囲気を出したなって感じで観ていた。最初のところであの曲がかかって、おもわず懐かしい!!と思ったし、昭和40年代前半の高度経済成長時期あたりの貧しいどや街の雰囲気も、あるあるって感じで観ていた。力石と矢吹の出会い、最初の試合のシーンもなかなか。
そして、やはり見どころはプロボクサーとしての矢吹と力石。矢吹のトレーニングシーンも凄いけど、力石の減量シーンも見逃せない。とくに計量シーンの力石は、それこそアニメや漫画からでてきた力石って感じ、人間がそこまで減量できるの!?って感じで、凄いとしか言いようがない。
そして、二人の運命の試合もすっごく見せてくれるし。見ていて手に汗握るって感じでハラハラドキドキバクバク、それこそ白木葉子が席を立ってしまう気持ちがわかるって感じ。
漫画の原作やアニメの雰囲気をはずさないって感じ。是非、この続編が見たい!!!
エンドロールの映像もすっごく雰囲気あるし、宇多田さんの歌も印象深いし。
やはりこれは是非スクリーンで迫力あるシーンを見て欲しい。