チャン・イーモウ監督の純愛ものということで楽しみにしていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日、夕方の回でしたが、まずまずの入りって感じでした。
文化大革命下の中国。町の高校に通う女子高生ジンチュウは、国家の政策のため送られた農村で明るく誠実な青年スンに出会う。魅かれあう二人だったが、迫害を受ける両親を持つジンチョウにとって、それは決して許されぬ恋だった。やがてジンチュウの母のしれるところとなり、二人は仲を裂かれてしまう。そして、互いを想い待ち続けることを誓って別れた二人に、運命はさらに過酷な試練を課すのだった・・・。
途中途中のシーンの区切りがちょっと気になるが、スパンが長いストーリーだからまあしょうがないか?文化大革命中で、出会った二人をとても丁寧に描いている。迫害を受ける両親のせいで、貧しくも堅実に生きなければならなかったジンチュウ。そんな彼女をずっと見守っているスン。誰も見られないところでの二人きりのデート。それでも、いつか母に見つかってしまい・・・。互いを想い続ける二人。そして、ラストに思わず涙が止まらなかった。そしてラストの言葉にまた涙。
純愛で涙したい人必見。是非スクリーンで観て欲しい作品。