堺雅人さんの最新作ということで、楽しみにしていた作品、封切りの今日さっそく見に行ってきました。
今日は朝一の回を見見に行ったのですが、まずまずの入りって感じでした。
生真面目なサラリーマンだった夫はマイペースなスローライフを送り、ネガティブでおっとりキャラの妻はポジティブなしっかり者に変身!?夫がうつ病になったことをきっかけにこれまでの自分たちを見つめ直し、成長していく夫婦の姿。型にはまらない夫婦のあり方。時にはぶつかりながらも、相手を思いやり、互いに肩をちょこっと寄りかかりながらゆっくりと前に進んでいく「ハルさん」と「ツレ」の夫婦の姿。
ツレ役の堺さん、いかにもきっちりとした生真面目なサラリーマンと、ほんわかしたハルさん役の宮崎さん、雰囲気が合って、いかにもほんわかした夫婦って感じを演じている。そんなツレが、ウツに。最初は気付かなかったことも、思い返してみれば、あれもこれもウツの症状と、そんな病気の様子も映像でわかりやすく描いている。ハルさんがうつの勉強をしているときのフセンイグには薬と笑ってしまった。また、カメフトンのツレとか、自分の居所がないと泣いてしまうツレなんか、うんうんわかるかもなどと思いながら見ていた。クライマックスの同窓会の言葉には思わず涙があふれてしまった。ラストの講演会での一言にもうるっ。
夫婦のあり方、そして病気のこと、色々と考えさせてくれる作品。
スクリーンで観てもいいかも。