映画の予告もちょっと素敵と、気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日の試写会はほぼ満席状態でした。
仕事一筋の鉄道運転士・滝島徹、59歳。彼を支えてきた妻・佐和子、55歳。徹の定年退職を1か月後に控えたある日、結婚を機に止めていた看護師の仕事を再開すると佐和子が宣言する。ずっと専業主婦だった妻の突然の申し出を理解できない徹。ふたりは口論となり、佐和子は家を飛び出してしまう。そばにいるのがあたり前すぎて、言葉にできなかった本当の気持ち。すれ違う夫婦の想いは・・・。
運転士とずっと支えてきた妻。仕事が朝早かったり、夜遅かったりと大変な仕事を支えてきた妻。妻も大変だよねなどと思った。そして、今また仕事の再会、夫はなんで反対する?そういえば、この二人の頃って、結婚退職や出産退職ってあたり前だった世代だよね。なんて思いながら見ていた。今はけっこう結婚しても子育てしながらでも働く人も多くなってきたけど。そういえば、わが家も似た様なことがあったなぁと思いつつ見ていた。定年間近の徹に、先輩が定年後の人生の長さを語っていたが、そうなんだ、そうかもねなどと思った。
徹役の三浦友和さん、最近色々な役どころが多いが、今回の役どころ、なんか実生活とリンクしてる?などと思いつつ見ていた。なんか実直さといい、普段の穏やかな感じの三浦さんが見られるって感じかなぁ。
なかなかかみ合わずにいる二人、いったいどうなるのかと思った。
クライマックスのシーンにはちょっとウルッときてしまう。
これはぜひ夫婦二人でスクリーンで観て欲しい作品。