映画のチラシを見て気になっていた作品、早速見に行ってきました。
今日は封切り初日、朝一番の回を見に行ってきましたが、まあまあの入りって感じでした。
永江開は、将来を有望視されたバイオリンの才能を持つ少年。音大出身の両親、高校生の姉と千葉県浦安市で暮らしている。家族でクラシック演奏する音楽一家だったが、両親は生活の為に音楽をあきらめ、姉は才能ある弟にコンプレックスを持ち、すっかりドロップアウト気味。更に父親がリストラに会い、皆の気持ちもバラバラに、一家は崩壊寸前。みんなで笑い合っていたあのころに帰りたい、そう願った開は・・・。
主人公永江開を演じる高杉真宙さん、今回はバイオリンと演技と両方ということで、演技はまだこれからって感じかなぁ。
ストーリーとしては、家族が一度楽器を断念した話などちょっと描き切れていないような感じ。それでお父さんが最初の発表でのアクシデントがいまいちわからないって感じ。姉美咲が急に変ってしまったのもなんか取って付けのような感じがしてしまう感じ。ストーリーとしてはちょっと荒削りって感じだが、中で演奏されているクラシックは結構知った曲が多かったりで、聞いていて楽しい。とくに山根一仁さんの「バイオリン協奏曲」は聞いていて凄いって感じ。
エンドロールに、この映画の舞台となった浦安市の震災での模様が映されている。今日は時間の関係で最後まで見られなかったが、見に行った方はぜひ最後まで見ておいて欲しいかなと思う。
うーん、映画が安い日に見に行くか、DVDでもいいかなって感じかなぁ。