園監督の最新作ということで、気になっていた作品、早速見に行ってきました。
今日は平日、夜の回でしたが、まずまずの入りって感じでした。
住田祐一、茶沢景子、「ふつうの未来」を夢見る15歳。だが、そんな2人の日常は、ある「事件」をきっかけに一変。衝動的に父親を殺してしまった住田は、そこからの人生を「オマケ人生」と名付け、世間の害悪となる「悪党」を殺していこうと決めた。自らの未来をすてることを選んだ住田に、茶沢は再び光を見せられるのか・・・。
園監督というと、今回も詩が特徴。そして、二人の主人公、住田と茶沢、この二人の生きざまもすさまじいって感じ。最初、なんで茶沢が住田を気になっているのかと思っていたら、ああこの二人、居場所がない二人なんだと思った。住田の人生もすさまじいと思ったが、茶沢の人生も同じくらいすさまじいなぁ。で、そんな二人を演じきった染谷さん、二階堂さん、凄いぞ!!と思った。自分ならこんな人生いやになってしまうだろうし、生きていられないと思うだろう。今回の重いテーマを二人はよく演じきったと思う。また、震災後の津波の後の倒壊した街並み、この映像も印象深い。
園監督の作品、やはりスクリーンで観てみたい。