映画の予告を見て気になっていた作品、早速見に行ってきました。
今日の試写会は、満席状態でした。
1881年のニューヨーク、ジョン・カーターという名の大富豪が謎の失踪を遂げる。愛する妻と娘を失って以来、他人とのつき合いを絶ってきた彼は、甥のエドガー・ライス・バローズに一冊の日記を残す。そこに記されたのは、想像を絶する彼の「体験談」。生きる意味を見失っていたカーターはある不思議な現象によって未知なる惑星「パルスーム」に迷い込む。地球を凌駕する高度な文明を持ったこの星は、全宇宙を支配しつつある「マタイ・シャン」によって滅亡の危機に瀕していた。パルスームの民たちと心を通わせるカーターだったが・・・!!
この映画、結構楽しみにしていたけど、アメリカでは失速と先日テレビで報道されていて、一体なぜ!?と思いつつ見ていた。
最初の1880年代のシーンと映画の予告で観たスペクタクルシーンがどうつながっていくのか!?と見ていた。そんなところから突然!?と結構設定が以外だった。
惑星パルスームでのアクションはそれはそれで結構面白いが、種族の戦いがイマイチよくわからなくて、何でこの二つが対立する!?で、あ奴らはだれ!?って感じ。で、観ているうちに、ああこれって、「火星のプリンセス」のストーリーなんだとようやく気がついた。(といって、mikiはこの本読んではいないんだけど、本の表紙イラストはすっごい記憶に残っている)
後半のプリンセスを救うストーリーは結構ワクワクドキドキで面白かったし、ラストは結構盛り上がって面白いことは面白い。ただ、ストーリーの途中の地球での回想は一寸解りずらいし、プリンセスとの恋のシーンもなんかイマイチ燃え上がってないって感じだ。ゆいいつ、可愛いのがここに出てくるわんこ、なんかブスカワイイのに素っごく忠義で、まるで火星のハチ公ってとこ、もうすこし前面に出してもよかったのにって思うが。
うん、いかにも古典SFの世界を脱しきれていない感じだが、この「火星のプリンセス」等古典SF大ファンであれば、一度スクリーンで見てもいいかも。
mikiが見に行った時は、エンドロールの製作スタッフの名前に結構興奮している方がいたので、映像的にはすごいので見る価値はあると思うが、なーんだろう、盛り上がりに欠けるし、あれで何で富豪になれるのか、いまいちよくわからないなぁ。これは編集の失敗も敗因の一つか!?と思うが!?