モノクロ、サイレント映画ということで、はたして最後まで見ていられる?と気になっていた作品、早速見に行ってきました。
今日は封切り初日、夕方の回を見に行ってきましたが、大勢の方が見に来ていました。
1927年のハリウッド黄金期。映画界屈指のサイレント映画スター、ジョージ・ヴァレンティンは、新人女優ぺピーを見初め、彼女を人気女優へと導いていく。強く惹かれあう二人・・・。しかし、折しも映画産業はサイレントからトーキーへの移行期。サイレントに固執するジョージが没落していく一方で、ぺピーはスターの座を駆け上がって行き・・・。
そういえば、サイレント映画をスクリーンで見たのは初めてかもしれない。随分前にはテレビでチャップリンの映画のロードショーを見たっきりかな。なので、はたしてこの映画最後まで見ていられるか、内心ちょっと不安でした。
当時はこんなふうに上映していたんだとこの映画を見て知った。そして当時はこんなふうに作っていたんだととても興味深かった。そして、サイレント映画からトーキー映画に代わっていくあたり、こんなふうになっていくんだと思ったし。サイレントな分、なんか映像にのめり込んで見ていたって感じ。生活も落ち目になっていく元スターのジョージ。最後まで着いていた運転手も別れたり。クライマックス、ジョージの危機を救うわんこ、ほんとこのわんこがすっごい俳優!!!ベットで一緒に寝ているシーンに思わず可愛い!!!と思ってしまった。
そしてクライマックスはそれこそサイレント、なのにウルッと来てしまった。
これは是非スクリーンで楽しんで損ないって感じ。