映画の予告を見て是非見たかった作品、
東京独女スタイルさんの試写会募集であたったーーーー!!うれしいっっっ!!っと早速見に行ってきました。
今日の試写会は結構大勢の方が見に来ていました。
日本が韓国を併合してから4年後の1914年、ひとりの日本人が京城(今のソウル)にやって来た。名は浅川巧、23歳。林業技師として朝鮮の山々を緑に戻す使命を抱いた青年だ。日本人の多くが朝鮮人を蔑視し、日本の風習や価値基準を押しつける中、彼は朝鮮語を学び、白磁に代表される朝鮮の文化や工芸品の素晴らしさを見出して行った。そして彼の朝鮮語の先生でもある職場の同僚、イ・チョンリムと共に山を歩き、語り合い、多くの山々を緑に戻し、民族の壁を超えた友情を築いていく。しかしある事件がきっかけとなり、チョンリムは抗日運動の罪で投獄されてしまう。いま、時代がこの二人の美しい魂を引き裂こうとしていた・・・。
あの当時、日韓併合として、韓国を植民地化した時代に生きた浅川氏。こんな方がいたんだと、この映画で初めて知ることが出来た。林業という、結果が出るまで何年もかかる仕事を黙々とこなしていく。一方で、韓国の文化・工芸の素晴らしさを見出していった方とのこと。mikiも以前、韓国に旅行に行った時、白磁の陶器の置物が素晴らしくて、いいなぁとおもったが、こんな方の努力で白磁が文化として伝えられていったんだと感じた。同僚と山に入り、木の種を拾うすがた。そんなふうに木の種を拾ってきては、苗として作っていくのかと思った。クライマックスの葬列のシーンには思わずウルッと来てしまった。
エンディングのピアノの音楽もすごく優しいメロディで心に残る。
こんな日本人がいたのかと、是非スクリーンで見て欲しい作品。