あの、愛と誠がまた映画化されると聞いて、一体どんな!?と期待と不安だった作品、早速見に行ってきました。
今日の試写会は、ほぼ満席状態でした。
過去への復讐を胸に東京にやってきた超不良の誠。東京でも屈指の名家のひとり娘で、正真正銘のお嬢様である愛。天と地ほどに何もかも違う「美女と野獣」ともいうべきふたり、だがそこには「運命の恋」があった…。愛に一方的に思いを寄せ、「君のためなら死ねる!」とエネルギッシュに叫ぶメガネ優等生・岩清水や誠に目をつける番町&スケバングループまでもが加わり、全員が純愛へと暴走するカオス状態に。何があってもへこたれない愛のどこまでも惜しみない愛情は、かたく閉ざされた誠の心の扉を開くことができるのだろうか!?
最初、以外にもアニメから入る!?と、この声は加藤清史郎くん!?おお、加藤君、妻夫木くんのコンビは久々って、監督はなかなか憎いことをするねぇと思いながら見ていた。もち、その後の実写での子供時代のシーンは加藤君が演じているし、なかなか不良な子どもを可愛く演じている。
そして、妻夫木さん演じる誠登場。いったいどうなるのかとワクワクドキドキ。70年当時のなんかサイケ的な感じ、そしてお嬢様早乙女愛の武井咲さんとの恋の行方、一体どうなるのか。そこには昭和40年代の昭和歌謡がぞくぞくと。うんうんこの歌懐かしい、覚えていると思いながら見ていた。うん、感じとしては歌謡ミュージカルって感じかなぁ。それでいて、キャラの濃いスケバンや裏番がでてきたり、はたまたこれストーカーかって感じの優等生岩清水くんだったり。はたまたおっさん番長がこんな歌歌うかってのを歌っていたり。
「愛と誠」ってもともと不良とお嬢様のいうなれば純愛ものだったと思ったが、こんなに笑える昭和歌謡ミュージカル仕立てになっていいのか!??早乙女愛の両親役には市村正親さんと一青窈さんがまたしっかりと歌って踊っているし。愛がバイトしている喫茶店の制服は当時のメイド喫茶!?って感じだし。武井咲さんのお嬢様ぶりもなんか似合っているし。とにかく最後まで目が離せない!!あまりにも斬新過ぎて原作がどっかにいってしまいそう。
昭和歌謡を懐かしく思う方、新しいと思う方、とりあえずスクリーンで楽しんでほししいかも。