ハワイ王朝の最後の女王のストーリーということで、すっごく気になっていた作品、早速見に行ってきました。
今日は封切り初日、初回上映を見に行ってきましたが、立ち見も出るほど盛況でした。
カイウラニは、1875年カラカウア王の妹とスコットランド人との間に生まれたが、カラカウア王家の養女となり、プリンセスとして養育される。国民に慕われる美しい王女として育ったが、1889年、ホノルルのイオラニ宮殿に初めての電気が引かれた夜、反王制派が反乱を起こし、身の安全を図るために、イギリスに渡ることに。全く違う環境で、偏見と戦いながらカイウラニは、イングランド人の青年と恋に落ちる。しかし幸せは続かない。カイウラニは、アメリカ大統領にハワイ王朝の存続を認めさせるためアメリカへ…。
そうそう、ハワイって、たしかカメハメハ大王がいて、王制を敷いていた国なのに、なんで今はアメリカの1州となっているのかと不思議だったのよね。
王の妹とスコットランド人との間に生まれたカイウラニ、小さい頃から女王としての教育を受けて育ったのだなと思った。そして、イングランド留学、そこでの偏見にも耐えて、愛を育てて、女性らしい生き方をしていくのかと思いきや、やはり女王としての生き方を選ぶカイウラニ。
ハワイのためと、アメリカに渡って、大統領との謁見にこぎつけるあたり、すごい行動的な女性って感じ。そして、不穏なハワイに帰って女王としての行動。こんな感じで戴冠式を行うの?とちょっとびっくりだったり。
恋より国を選んだ彼女の生き方、最後まで印象的だった。
途中、カイウラニがドレス姿でハワイのダンスを踊っているシーンがとても印象的。
これは是非スクリーンで、女王の生きざまを見て欲しい。