ジム・スタージェスさん、コリン・ファレルさん、エド・ハリスさんなど豪華出演ということで楽しみにしていた作品、早速見に行ってきました。
今日はレディスディ、夜の回を見に行ってきましたが、結構大勢の方が見に来ていました。
実話を元としたストーリー。1940年、ソ連・スターリンの恐怖支配に巻き込まれ無実の罪で囚われたポーランド人ヤヌシュは、極寒のシベリアにある矯正労働収容所へ護送された。そこはすべての生命をのみこみ凍てつかせる不毛地帯…。20年の懲役という途方もない刑を言い渡されたヤヌシュは6人の仲間と共に収容所の脱出を決意。食糧も装備も殆どなく目指す方向も不確かな中、氷の森を抜け灼熱の大地をわたる旅。想像を絶する苦難に直面する彼らがした事はただひとつ。歩いて、歩いて、歩き続ける事だった。
映画のストーリーだけでも過酷な旅なのに、これ実話っていうから、当時よくやったなぁと思った。極寒の収容所から脱出しようとする勇気、そして吹雪の中の逃亡、飢えと寒さそして不安のなか、よくあれだけの旅ができたと思う。そうやって歩き続けられたのも、仲間がいたからなのかと思いながら見ていた。そして湖と山を越えて砂漠へ。一転、暑さと乾きの日々。果たして生き続けられるのかとハラハラ。そんなものまで食べるのかと見ていてウっとなってしまうシーンも!!ラスト、やはりここまで来て、止まってしまえばいやになってしまうだろうなと思いながら見ていた。あの人は一体!?途中で道を変えたのか?それとも!??
長い年月、その終わりは距離も時間もかかった旅だったのか。
この過酷さ、スクリーンで見て欲しい作品。