映画の予告を見て、すっごく面白そうと楽しみにしていた作品、早速見に行ってきました。
今日は封切り初日、初回上映を見に行ってきましたが、まずまずの入りって感じでした。
フリーライターとして東京で働いていた歩美は、中国で出会ったカメラマンと国際結婚。しかしその後、夫の会社が倒産し職を失ってしまう。歩美は落ち込む夫を気晴らしに石垣島へ連れて行く。そこで出会った大自然、温かい心、そして美味しい食材にすっかり二人は魅了され、移住することに!職のアテも無い二人は共通の趣味である「食」を活かし、石垣島の食材を使った全く新しいラー油を作ろうと思い立つ!苦労しながらも気持ちを込めて作ったラー油。しかし一つも売れない。それでも前向きな二人は新たなチャンスが舞い込んだ!
最初のシーン、えっっ!?どこ?何?と結構印象的。小池栄子さんってけっこう強烈で個性的な役どころが多かった印象だが、この役どころは個性的でもすっごく前向きですっごくカラっっっと明るい役どころって感じ。夫の失業も、旅行が出来ると出かけていくし、行った先が気に行ってすぐに住む算段をするし。こんなに前向きに生きられたらいいなと思ってしまった。そして、二人の食卓に並ぶ料理の数々、とっても美味しそう。見ていてごくりとなってしまう。また、二人の食べっぷりもすっごく美味しそうで、仲の良さがよく出ている。フリーマーケットのチラシを見ても、行こうでなく、出ようと言う歩美、そんな前向きさ、凄いなと思った。ふたりの試行錯誤の末に出来たラー油、そうそう、これが昨年あたりからヒットした食べるラー油の原点なのね。すっごく美味しそう、mikiも食べて見たーーいと思った。
夫の帰化申請の話を軸に展開していくが、クライマックス、ペンギンの名前の由来に思わず胸がジンとなってしまった。観終わってとってもあたたかいものが胸に残った感じ。
ぜひ、スクリーンで見て欲しい作品。