映画の予告を見て気になっていた作品、早速見に行ってきました。
今日の試写会は、主演のハ・ジオンさん、監督の舞台挨拶があるとのことで、満席状態でした。
今から約20年前の1991年4月24日、千葉で開催された「第41回世界卓球選手権大会」に史上初の南北単一チームが出場した。この世界卓球で韓国と北朝鮮は「コリア」という名前で単一チーム結成したのである。大韓民国最高の卓球スターヒョン・ジョンファは、いつも中国の壁の前で銀メダルにとどまっていた。南北が一つ混ざり混乱した雰囲気の中で、自分と変わらない北の選手たちに次第に心を開き始め、これまでライバル関係にあった北のリ・プニにも同僚であり友人としての感情を持つようになる。そう、千葉で小さな統一が生まれたのだ。単一チームは青い統一旗の絶大なる応援を受け勝ち進んでいくが…。
実話をもとにした作品。もう20年前になるが、南北単一チームでの世界卓球選手権大会出場を描いた作品。そういえば、前にそんな話があったなぁ程度にしか覚えていないmikiだったが、こんな凄いストーリーがあったなんて、この映画で初めて知った。単一チームといっても、北と南の選手の単なる合同チームから、それこそ一体チームになっていくまでを描いたサクセスストーリー。
チームの勝利のために、ヒョン・ジョンファとリ・プニのダブルス戦。試合の模様もすっごく迫力があって、臨場感たっぷり。まるで本当の試合を観戦しているみたい。緊張した選手が、周りが見えなくなってしまうところや、試合に集中して周りの声が遠のいているシーンなど、mikiにもかつてあったあったと思いだしながら見ていた。クライマックス、白熱する試合には思わずハラハラ。そのごの突然の別れに思わずうるっ。
最初は、やはり分かり合えないのかと思っていたが、やはり同じ言葉を話す民族同士、分かり合えるんだと思い感動した。そんな統一大会が実現したのが日本であったなんて、やはりうれしい。
そしいえば、最近は統一チームの話って聞いていないなぁ、残念だと思いながら試写会場を後にした。
卓球の面白さ、そして新しい南北ものとして、ぜひスクリーンで見て欲しい作品。