映画の予告を見て機になっていた作品、早速見に行ってきました。
今日は平日、夜の回を見に行ってきましたが、まあまあの入りって感じでした。
山陰の小さな港町、上終(カミハテ)。自殺の名所になってしまった断崖絶壁の近くに立つ一軒の古い商店で、人目を避けるようにひっそりと暮らす初老の女性、千代。彼女が焼くパンを食べ牛乳を飲んで自殺への道を歩む人たち。彼女は死のゆく人を決して止めず、ただ見送った人の靴を崖からもち帰っていた…。
田舎のこんなお店、あるあると思いながら見ていた。ホント、これだけしか置いていないお店、やっていけるの?といいたくなるような感じ。でも、このコッペパン、素朴だけど、なんか懐かしくて美味しそう。一度食べてみたいと思ってしまった。そして、このパンと牛乳の組み合わせってちょっと懐かしい感じ。そして、バスから降り立った人が最後にこのパンと牛乳を食べて行く先は。それこそ、死にたくなるような風景の場所。悲しいくらい綺麗。千代は何のためにそんなことをしているのか?うーん、わからない!?解らなくてもいいのか?解らないまま最後まで見てしまったって感じ。
うーん、この風景はスクリーンで見た方が迫力があるかも、ストーリーとしてはDVDでもいっかなって感じかなぁ。