一部に続き、二部も連続上映ということで、一気見で見てきました。
今日は祝日、午後の回を見に行ってきましたが、一部に引き続きやはり満席状態でした。
連合運動会が開かれていた霧社公学校を襲撃したセデックの決起部隊の手によって、戦う術を持たない多くの日本人は女子供の区別なく命を奪われた。日本軍は直ちに鎮圧を開始。山岳地帯の地の利を活かして戦うセデックの前に苦戦を強いられるが、圧倒的な武力を誇る日本軍と警察を前に、セデックの戦士たちは一人また一人と命を落としていく。男たちが絶望的な戦いに挑むなか、セデックの女たちもまた選択を迫られ、それぞれが信じる道を選ぶことに。決着のときは近づいていた…。
一部では、霧社事件の決起までを描いていたが、本作は、その後の展開を描いている。こちらはほぼ全編戦闘シーンがほとんどといっていいくらい。最初の襲撃の成功で勢いをつけたセデック族。しかし、首謀者となったモーナの冷静さが印象的。このままでは終わらないことを悟って、次なる戦いのための準備。迫る日本の軍隊と警察をいかに叩くか。見ていてハラハラドキドキしてくる。まだ少年でも、こんなことで大人となっていくのか。またその儀式はと思うし。また、一族の子女たちの選択も、それしかできなかったのかとも思ったり。また、迷わずに、男たちのためにと選択していく姿が胸を打つ。
一人、また一人と倒れていくセデック族の人々、そして、モーナのラストは!?と、ハラハラドキドキ。
ラスト、モーナの物がそんなところで見つかるって一体!??と思ってしまった。
エンドロールの歌も印象的、一部・二部と、長いストーリーをよく映画化したと思う。また、この二部作、一気見で見たmikiもすごいなぁと思わず思ってしまう。
これは是非スクリーンで見てほしい作品。是非一気見してほしい。