ヴィゴ・モーテンセンさん出演、しかも二役ということで、楽しみにしていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日の試写会は女性が多く、満席状態でした。
アグスティンは医師としてブエノスアイレスで妻と裕福な暮らしをしながらも重圧を感じ、空虚感に苛まれていた。ある時、長らく離れていた一卵性双生児の兄ペトロが訪れ、末期癌であることを告げて自分を殺すよう懇願する。突然の申し出に困惑するが、あるきっかけで殺害してしまったアグスティンは自分が死んだことにして、ペドロになりすまして人生をやり直そうと考える。ブエノスアイレスから北へ30km程のデルタ地帯、少年時代を過ごしたティグレへと帰った彼は、ペドロが関わっていた闇の犯罪へと巻き込まれていく…。
久々のヴィゴさん出演の作品、しかも一卵性双生児と、二倍おいしいという感じ。兄のペドロと、弟のアグスティンの演じ分けなど、やはりうまいね。二人が対峙するあたり、うんうん二倍に見られて、これは美味しいかも。で、突然の殺意。そして、なりすまし。いったい、どこまでだませ通せるのか。周りの人にはわかるのかと、ハラハラしながら見ていた。何年かぶりに戻った故郷。その中で、兄として生きる弟。そして新たな恋。結構ラストが衝撃的だったなぁ。
うん、スペイン語堪能な、2役こなすヴィゴさん、スクリーンで是非見てみたい作品。