映画のチラシを見て気になった作品、さっそく見行ってきました。
今日は封切り初日、夜の回を見に行ってきましたが、まあまあの入りって感じでした。
父親の死に打ちのめされた若き作家サル・パラダイスの人生は、ひとりの男の出現によって一変した。自分や作家仲間たちのような「退屈な知識人」とは真逆の存在で、社会の常識やルールにまったく囚われないディーン・モリアーティ。ディーンの刹那的なまでに型破りな生き方とその美しき幼な妻メリールウに心奪われたサルは、彼らと共に広大なアメリカ大陸へと飛び立っていく。さまざまな人々との出会いと別れを経験しながら、この上なく刺激的な「路上の日々」は続いていく…。
うーん、全編、若さゆえの怠惰な生活って感じがどこもかしこも。それこそ、今時の若い子の、楽しければいいって的な感じがにじみ出てくる感じ。ずっと、どこまで行っても、そんなのが描かれていて、見ていて、いったい何がしたいの?と思ってしまった。あまりにも似たようなストーリー展開なので、終いには眠くなってしまった。うーん、これ、クライマックス以降、サルがタイプに向かっていく、そのシーンだけが描きたかったのかなって感じ。
これ、原作が好きな方、出演の俳優さんが好きな方ならスクリーンで見てもいいだろうが、作品的にはDVD1.5倍でストーリーだけ見ておきたいって感じの作品だなぁ。