映画の予告を見て気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方が見に来ていて、混雑していました。
ボクシング・ペインティングで知られる現代美術家篠原有司男、通称ギュウちゃん。日本で初めてモヒカン刈りにした反骨精神溢れる若者は、80歳を超えた今もその頃のスピリットそのままに、創作に人生を捧げ、ひた走る。故・岡本太郎氏は生前、篠原の活動を「ひたむきなベラボウさ」と激賞した。妻乃り子は、美術を学びにやってきたNYでギュウちゃんと出会い、恋に落ち、結婚。学業の道を捨てた。一男をもうけ、妻であり、母であり、アシスタントであることに甘んじていた彼女は、ついに自分を表現する方法を見つける…。
日本人の現代アーティスト。こんな二人がニューヨークで活躍しているのかと、初めて知った。一人はギュウちゃん、そしてもう一人はキューティー。ギュウちゃん、80歳には思えない、精力的な芸術活動。見ていて信じらんないくらい元気!!と思った。そんなギュウちゃんと結婚して、アシスタントもして、そして、自分の芸術もやっている、そんな妻の乃り子さん。ギュウちゃんに対する辛辣な言葉も発するが、結構優しかったりしてと思いながら見ていた。それにしても、ギュウちゃん、芸術もすごいが、作る料理も芸術的だなと思いながら見ていた。今ではお酒を呑まないらしいが、昔は大変だったらしい。mikiだったらとっくの昔に別れているなぁと思いながら、よく添いとげているなぁ、なんかそれなりに気が合っているって感じだなぁと思いながら見ていた。ラストのボクシングシーン、意外にギュウちゃん、乃り子さんにやさしいじゃん!!と思ったりして。
現代アートに興味がある方は是非スクリーンで見てほしい作品。