映画の予告を見て気になっていた作品、ようやく見に行ってきました。
今日はレディスディ、午後の回を見に行ってきましたが、結構大勢の方が見に来ていました。
長い別離を家族はどうやって耐えるのか?愛は、絆は持続できるのか?父親が再び家にもどってくるまでの5年間に渡る日々のディテールを積み上げていくことによって、奇跡的な瞬間が何度も立ち上がってくる。そして最後には過ぎていく毎日がなによりも大切な「時間」の堆積であることに改めて気づかされるのだ…。
実の4兄弟と5年の歳月をかけて撮った作品。物語なのだが、まるでドキュメントを見ているような錯覚にされられる。父のいる刑務所まで、朝早くに支度して、家を出ててくてく歩いてバス停に、そして駅から電車に乗って都会の刑務所まで通う家族。また、日中に少しだけ外に出られる機会には、家族で公園で遊んだり。そんな、父が帰るまでの日々をとても丁寧に描いている。
小さかった子供が、こんなに大きくなるまでと、可愛い姿から、だんだんと少年になっていく姿が描かれていて、子供の成長を見守っている感じだ。
ちょっとドキュメントみたいで、途中少しだれて眠くもなるが、うーん、DVDで途中1.5倍速で見るのもいいかも。