メリル・ストリープさんの最新作ということで、楽しみにしていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方が見に来ていて、満席状態でした。
8月の真夏日。父親が失踪したと知らされ、オクラホマにある実家に集まった三姉妹。真面目すぎて暴走しがちな長女バーバラと、反抗期の娘、実は別居朝の夫。ひとり地元に残り秘密の恋をしている次女アイビー。自由奔放な三女カレンと、その不審な婚約者。彼らを迎えるのは、闘病中だが気が強く、率直で毒舌家の母バイオレットと、その妹家族。生活も思惑もバラバラな、「家族たち」は、ついに言わなくてもいい本音をぶつけあい、あり得ない「隠しごと」の数々が明るみに…。
メリル・ストリープさんといえば、いろいろな役どころをこなしているが、これは、プラダを着た悪魔以上のスッゴイ濃いキャラって感じ。最初、ドラッグ依存症のバイオレットと、アルコール依存症の夫という設定だが、えっっこれメリルさん!??とびっくりするほどの役、別人見たいと思ってしまった。そして、夫(父)の失踪で集まった三姉妹と妹の家庭。圧巻はやはりあの食事のシーン。バイオレットの毒舌に出るわ出るわの家族の秘密。見ていて、これ全部セリフになっているの!??なんか、みんなアドリブで、設定と流れだけ決めて、その場でやっているって感じで、それこそみんな一癖も二癖もある家族って感じですごかった。そして、最後にキレたバーバラ。そうなるのかとびっくり。と、これで終わりかと思いきや、まだまだ家族の秘密が出るわ出るわ。どこまで出ればいいの!??と思うくらい。でも、そんな母のために三姉妹が医者に行ったりとするシーンは、なんかmikiの父の看病の頃を思い出させてしまった。クライマックス、バーバラはあそこで何を思ったのか。なんやかんやしてもやはり捨てきれない母を思ったのか。
うん、これはスクリーンで見たい作品。