濱田岳さん、最新作ということで気になった作品、さっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日、舞台挨拶付きということで、満席状態でした。舞台挨拶には監督、濱田岳さん、渡辺裕之さんがいらっしゃって、この映画のお話と、ラストに鏡割りをしました。日本酒のいい香りが映画館に漂ってました。
創業300年の伝統を誇る酒蔵の次世代を担う純朴な青年・ナオト。ある日、突然の別れを告げていなくなってしまった恋人・オリビアをあきらめきれず、一途に彼女を追いかけて、生まれてはじめてアメリカにまでやってきた!唯一の頼りにしてやってきた叔父さんは、いとこのセバスチャンが助けてくれると言うが、ひねくれ者の彼が素直にそうするわけもなく…。思いがけず始まった何もかもが正反対のふたりの旅は、ロサンゼルスからサンフランシスコへと西海岸ルートをひたすら北へ。最初こそギクシャクしていた2人だったが、旅を通してナオトの存在は、コンプレックスのかたまりだったセバスチャンのささくれだった心をいやしていく…。
ナオトとセバスチャンのロードムービーと一口で言ってしまえばそんな話なのだが。舞台挨拶でも話していたのだが、ナオト役の濱田岳さん、英語が全然できないらしい。でも、この映画を見ると、そんな感じが全然しないし。それこそ、日本の英会話教室で一生懸命勉強した日本イングリッシュを話しているって感じ。あ、こんなくらいでどうにか会話になるんだと思いながら見ていた。そして、ちっょとひねくれているセバスチャン。彼女に振られて、やけになるのかと思いきや、意外と身は固かったりして。結構そんなところ、見直してしまった。ラスト、オリビアは!?そして、二人の別れもちょっと印象的。見終わって結構よかったって印象。
うん、これ、短い上映時間ながらもピリッとまとまってるし、スクリーンで楽しめるかも。