ケヴィン・コウナーさん最新作ということで、さっそく見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方が見に来ていて、満席状態でした。
余命わずかと宣告されたベテランCIAエージェントのイーサンは、残された人生を別れた家族と過ごそうとパリに行く。しかし、空白の時間はなかなか埋める事が出来ず、思春期の娘ゾーイとの溝は深まるばかり。そんな中、女エージェントのヴィヴィが、病に効く試験薬を餌に現役最後の仕事を持ちかけてくる。それは、凶悪で冷徹なテロリストを仕留めなければいけないという史上最高に危険な仕事だった。果たして彼は、世界の危機を防ぎながら娘の信頼を勝ち取るという同時進行不可能な究極の「ラストミッション」を遂行する事ができるのか?!
病気で余命わずかと言われた割には、特効薬があって、それを秘密裏に取引するなんて、なんかそれ自体いかがわしいような設定だなぁと思いながら見ていた。その薬って本当に効くの?って思ってしまう。そんな薬と、ミッションの成功報酬との取引で、殺しを請け負うイーサン。一方で、娘との再会と、空白の時間を埋めようとする努力。そして、自宅に無断で住んでいる人たちとのこと。なんか、変なドタバタをいれてしまったがゆえに、コメディとアクションのどっちつかずで不協和音な展開って感じ。シリアスなさ中、娘に振り回されているというドタバタを入れたかったのだろうが、うまくかみ合っていない感じがした。それに、薬の効果とか、娘の自転車とか、小道具の結果が中途半端になっている感じ。
クライマックス、こんなところにこやつがいて、いったいどうなるのかと思いきや、これだけって感じだし、ラストもえっそれで!?って感じ。
うーん、これ、新作DVDレンタル出もいいかなって感じだなたぁ。