ガエル・ガルシア・ベルナールさんの最新作ということで気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日は週末、夜の回を見に行ってきましたが、大勢の方が見に来ていて混み合っていました。
1988年、南米チリ。ピノチェト政権末期。長きにわたる軍事独裁に国際批判が強まる中、ピノチェト政権の信任を当「国民投票」が行われることに。投票日までの27日間、反対派「NO」陣営に許されたのは、深夜15分枠の「TVコマーシャル」だけだった。大統領支持派「YES」と反対派「NO」。テレビCMによるキャンペーン合戦。「NO」陣営に雇われた若き広告マンは、支持派の強大な権力と圧力に身の危険を感じながらも、ユーモア溢れる斬新かつ大胆なCMで恐怖政治と対峙していくのだが…。
実話をもとにしたストーリー。独裁政治を行っていたピノチェト大統領。その国民投票での一幕。大統領支持派は、自分の政権放送をほぼ一日流すことができるが、反対派は一日15分。国民のあきらめムードが高い中、広告マンの手法で如何に国民を振り向かせることができるのか。そう、CMで政権は変えることができるのか。そこに至るまで、大統領支持派の執拗な嫌がらせや、後半にはパクリもあったり。それでも、諦めない姿、結構すごいかも。ラスト、あ、こんなになるんだと思いながら見ていた。
ちょっと見ておきたい作品。