唐沢寿明さん主演のスーツアクターものということで気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日、初回上映を見に行ってきましたが、大勢の方が見に来ていて混み合ってました。
この道25年のスーツアクター、本城渉には3年前に別れた元妻、凜子との間に中学生の娘、歩がいる。いつか自分の顔と名前を出して映画出演することを夢見ながらも、新人アイドル・一ノ瀬リョウにその座を奪われるなど何度も辛酸を舐めてきた。そんな本城に一世一代のチャンス到来!ハリウッドのアクション大作からオファーが舞い込む。しかし、それは命をも落としかねない危険なスタントだった。凜子や仲間たちの制止する声を振り切り、ハリウッド映画の巨大なセットが設置されたスタジオにひとり向かう本城…。
普段は観客に顔を知られることのないスーツアクターにスポットを当てた作品。よく、アクションシーンなど、こうやって吹き替えているのかとか、公園などの、戦隊もののイベントで、こういった人たちが演じているのかとか知ることができた。また、これをする為には、日々の練習が欠かせないこと、こんな風に準備しているのかと結構勉強になった。戦隊物の仮面をかぶるとこんなにも視界が狭くなるのか、そんな中でアクションをこなすってすごいなぁと思いながら見ていた。
クライマックス、白忍者のシーン。それに向けての精神的・肉体的な準備。そして、阿吽の呼吸のための脇固めなど、ちょっとジーンと来てしまう。クライマックスのその殺陣のシーンはさすがに圧巻。これを見るだけで充分に価値あり。
殺陣のシーンの凄さはやはりスクリーンで楽しみたい。