クロエ・グレース・モレッツさん主演の最新作ということで、楽しみにしていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方が見に来ていて、ほぼ満席状態でした。
ミア17歳、高校3年生。親友と呼び合える友達がいて、つきあい始めて1年の大好きなミュージシャンの彼氏がいる。将来の夢はチェロ奏者。今はジュリアード音楽院への入学をめざして猛練習中。そんなミアを、ある雪の朝、突然の悲劇が襲った。一家が乗った車に対向車が突っ込み、ミアは一瞬にして家族を失ったのだ。病院のベッドの上、昏睡状態のミアの目に映ったものは、ベッドに横たわる自分の姿とこれまでの人生、そして、彼女の死の淵から呼び戻そうとする人々の姿。「つらいなら頑張らなくてもいい」と言って泣いたおじいちゃんの涙。親友のキムと看護婦の制止を振りきって来てくれた最愛のアダム。彼らはミアに何を語り、ミアはそこに何を見るのか。事故から決断までの24時間が描かれる。
クロエ・グレース・モレッツさんというと、アクションが多いというイメージがあるが、今回の役どころは真逆くらいの、本当に等身大の女の子を演じている。突然の事故で昏睡する自分を脇から眺めている状況。そして、振り返って見る自分のこれまでの事。楽しかった日々の出来事。いま、ここにひとり。いったい自分はどちらを選択しようとするのか。今までのこんな状況であれば、自分を客観視している自分は、どこでも通り抜けられる存在として描くことが多いだろうが、彼女の場合はちょっと違った描かれ方。こんな描かれ方があるんだと思いながら見ていた。そんな状況のなか、看護婦さんの言葉、考えされられる。もし、自分なら…。そして、ラスト、おじいちゃんの言葉にウルッと来てしまう。そして、ミアの決断!?あ、こんなところで終わるのかという感じ。でも、決断が一番大事だよね。
うん、これはスクリーンで見てもいいかも。