山岳物ということで気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日は平日、夜の回を見に行ってきましたが、結構大勢の方で混み合ってました。
ヒマラヤ山脈のアンナプルナ南壁は、世界でも最も危険なルートと言われる。山頂は8,000mの道程のなか、標高7,500m地点で7キロも続く尾根を横断しなければならない。2008年5月、スペインのベテラン登山家イナキ・オチョア・デ・オルツァは、頂上に向かう途上で高山病に襲われるという危険的な状況に陥り、同行者のホリアがSOSを発した。その時、報を受けた世界10ヶ国の12人の登山家たちは、自らの死をも覚悟するほどの危険な場所への救出活動に出向いたのだ。その中には、自らの登山プランを断念してまで参加した、2013年10月アンナプルナ南癖単独登頂に成功したスイスの登山家ウーリー・ステック、2014年ビオドール賞審査委員に選ばれた、ロシアの登山家デニス・ウルブコ、さらには2013年5月にエベレストで亡くなったロシアを代表する登山家アレクセイ・ボロトフなど、数多くの世界的に有名な登山家がいた。
こんな過酷な状況下で、山の仲間を救うということだけで、こんなに沢山の仲間が集まる。凄いことだなぁと思いながら見ていた。それも、登山の帰りにその知らせを受けて、すぐ駆けつける人、高地トレーニング住んでいるからとやってくる人。自分も命に係わる病気にもかかわらず駆け付ける人。山の人々の友情の熱さを感じる。ベースキャンプまで行くのも大変なのに、その場所で倒れた仲間に水を飲ませ、またクスリを飲ませて。その勇気と行動力には頭が下がる思い。
うん、山岳物といて、是非見ておきたい作品かも。