
ワインの話ということで、スッゴク気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日は平日、レイトショーでの公開でしたが、結構大勢の方で混み合ってました。
ボルドーワインの繁栄の裏には、刻々と変化する世界市場とグローバル経済とが密接に結びついている。そして今、ボルドーは、大きな危機に直面している。欧米の伝統的な顧客は減少し、中国を筆頭とする新興国の富豪によって、ボルドーは凄まじい価格まで押し上げられている。2013年に赤ワインの消費量が世界一となり「すべて」を手に入れようとする中国の需要に対し、果たして伝統あるボルドーのシャトーたちは、この状況にどのように立ち向かうのか。
ボルドー地方のシャトーとその周りのブドウ畑の美しい景色。本当にシャトーの周りってブドウの木が整然と植えられていて、本当にすごい。そんな中にポツンとシャトーが点在している様。そして、そのシャトーで作られるワインがいまや投機の対象となっているなんて、しかもその売り上げ先は中国。そういえば日本もかつてワインブームがあったが、今やそのワインブームは中国で過熱している。そのため、ワインを買い付けて、高値で売れるまで保管している業者もあるくらいと聞いて、いったいどこまで値あがっていくんだろうと思った。また、中国でも昨今、ワイン用のブドウが作られ、ワインの生産が始まっている。そうなると、中国産ワインを日本で飲むことができる日もそう遠くではないのか!?等と考えた。
そういえば、11月になると、ボージョレー解禁もあるし。中国がこれも買い付けてくるなんてしたら、ワインも高騰していくのかなぁ、なんてことも思ったりして。
ワイン好きはちょっと見ておきたい作品かも。