映画の予告がコミカルでおもしろそうと思った作品、さっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日、夕方の回を見に行ってきましたが、満席状態でした。
仲睦まじい家族のフリをして任務を遂行する4人の北朝鮮スパイたち。彼らはケンカの絶えない隣の韓国人家族を「資本主義の限界」とバカにしていたのだが、偽りのない感情をぶつけ合う家族の姿に次第に心を動かされていく。やがて任務に、いや、人生そのものに疑問を感じ始めたスパイたち。そんな折、リーダーである妻役のベクは、夫役のキムの妻が脱北に失敗したと聞かされる。ベクは独断で手柄を立てキムたちを助けようとするが、逆に大失態を犯してしまう。母国に残された各々の家族の命と引き換えに4人に与えられたミッション、それは「隣の家族の暗殺」だった…。全てを救うため、彼らが命を賭して打った切ない「家族芝居」とは!?
一見仲睦まじい家族に見えて、その実は…。そんな家族の家族ごっこなところ。一方はダメダメ家族。でも、一見ダメそうで、それは本当の家族としてのうらやましいところ。キム・ギドク監督、凄いことをやるねぇと思いながら見ていた。ラストミッション、一体どうするのか、本当にやってしまうのか!??その後のシーンは結構すごい。
これ、予告だとスッゴクコミカルに描かれていて、おもしろそうと思ったが、実際の作品は結構重い感じかも。ラストが衝撃的。
うん、スクリーンで見ておきたいかも。