「裏切りのサーカス」の作家ジョン・ル・カレの作品、そして出演のフィリップ・シーモア・ホフマンさんの遺作ということで、さっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日、夕方の回を見に行ってきましたが、。大勢の方で混み合ってました。
ドイツの港湾都市ハンブルグ。諜報機関でテロ対策チームを率いる練達のスパイ、ギュンター・バッハマンは、密入国したひとりの若者に目をつける。彼の名前はイッサといい、イスラム過激派として国際指名手配されていた。イッサは人権団体の若手弁護士の女性、アナベル・リヒターを介して、銀行家のトミー・ブルーと接触。彼の経営する銀行に、イッサの目的とする秘密口座が存在しているらしい。一方、CIAの介入も得たドイツの諜報界はイッサを逮捕しようと迫っていた、しかしバッハマンはイッサをあえて泳がせ、彼を利用することでテロリストへの資金支援に関わる「ある大物」を狙おうとしていた…。
テロ対策チームと、テロリストの頭脳戦。と、書くと結構いい感じだが、この作品、これといったアクションもなく、ただずっと知恵比べと忍耐とと、まあ、実際の諜報機関のやってるのって、こんな忍耐的な事なんだろうが、それを映像で見ていると、やはり飽きてくる。うーん、午後ということもあって、気がつくと作品の半分以上眠ってしまっていたよ。まあ、それでも、クライマックスは起きて、事の成り行きを見ていたのだが。
うーん、フィリップ・シーモア・ホフマンさんの遺作でもあるので、見ておきたい作品ではあるのだが、ストーリー展開としてはちょっと眠たくなるなぁ。
どちらかというと、新作DVDレンタル1.3倍速鑑賞がお勧めって感じかな。