映画のチラシがスッゴクバラエティでおいしそうでと、気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日、午後の回を見に行ってきましたが、映画の日ということもあり、立ち見も出る盛況ぶりでした。
台湾では、お祝い事があると屋外で宴が開かれ、そこで腕を振るう、総舗師(ツォンポーサイ)と呼ばれるおもてなしの心を極めた宴席料理人がいる。その中でも「神」と称された伝説の料理人を父に持つシャオワンは、料理を嫌い、モデルを夢見て家を飛び出していたが、夢破れ帰省。そこで亡き父がレシピノートに残した「料理に込めた想い」に心を動かされたシャオワンは、時代の趨勢で衰退の一途をたどっている宴席料理の返り咲きをかけ、全国宴席料理大会への出場を決意する。しかし料理は初心者。果たして、シャオワンは父の想いを引き継ぎ、「究極の料理」に辿りつくことができるのか?
神の妻なのに料理下手、才能があるのに料理人を目指さない娘、そんな二人のドタバタコメディとサクセスストーリー。こんな展開ありえないでしょと思いながら、ところどころドタバタと、運よく助っ人が現れるご都合的な展開。前半、あまりにもドタバタ的な展開が多くて、ちょっと眠くなってしまった。それでも、後半の宴席料理大会は、様々な料理が出て見ごたえがある。そうそう、この映画のチラシ、色々なお料理が出てるが、これもその大会などで出てくるお料理。見ていると、思わずごくり、お腹がぐぅぅとなってしまう。
その中で、トマトと卵の料理は、各家庭のお母さんの味だそうだ。料理人の審査の様子もコメディたっぷり。食欲の秋にピッタリ、映画が安い時にスクリーンで見たい作品。