ジェイク・ギレンホールさん主演最新作、予告もすごく面白そうと思った作品。さっそく見に行ってきました。
今日は封切り初日、初回上映を見て来ましたが、満席状態でした。
学歴もコネもなく、仕事にあぶれたルーは、ある日、事故現場を通りかかり、テレビ局に悲惨な映像を売るカメラマンたちの存在を知る。さっそくビデオカメラを手に入れたルーは、「ナイトクローラー」となり、夜のL.A.を這いまわる。良心の呵責など1秒たりとも感じないルーの過激な映像は高く売れ、評価されるが、高視聴率を狙うテレビ局の要求はさらにエスカレートしていき、遂にルーは一線を越える…。
仕事にあぶれて、生きるためならどんなことでもやってきた男、ルー。それでも仕事がない、そんな時、ふと見かけた事故現場に遭遇するカメラマン。そして、自分も同じ仕事を始めるルー。でも、雇った男との違い、どんなことでも、研修機関でも、その仕事に就いて学ぼう、何かを得ようとするギラギラした姿、結構参考になるかもと思いながら見ていた。そしてナイトクローラーとして、事件を追うルーは、テレビ局の描く画をとってくるようになる。そこには人間的な想いはないのかと思うのだが、テレビ局の思い、視聴率、そして、映像の買取。色々な欲望が渦巻いているなと思いながら見ていた。そしてクライマックス、あの犯人は!?その映像をとるために張っているルーたち。そして、議政もいとわない姿。考えさせられるが、その画像をテレビを通してみるのは私たちだし。でも、どこまでエスカレートするんだろうと思いながら、空恐ろしく思った。今までにないジェイク・ギレンホールさんのギラギラした目がとても印象的。
うん、これはスクリーンで見たい作品。