映画の予告がすっごく面白そうと楽しみにしていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方が見に来ていて満席でした。舞台挨拶には主演の内野聖陽さん、出演の吉本実憂さん、谷村美月さん、そして監督さんが登壇しました。
ひとり娘の謎の死。なぜ娘は死んだのか?自殺か?事故か?名門女子高て゛、一人の少女が教室のベランダから落ちて死亡した。行動心理学者の安藤は、娘の異変に気づけなかった自分を責める。そんな折、娘の死に涙する美しいクラスメート咲が現れ、娘が日記をつけていたことを知る。だが咲は、教師、生徒、警察の心を操り、スクールカースト頂点に君臨する狡猾で残忍な悪魔だった。自らの罪を隠蔽するため、安藤を罠に陥れようとしていたのだ。娘の遺した日記から真相を知った安藤は咲に復讐を誓う。だが娘を愛するあまり暴走していく安藤は、逆に追い詰められていく…。
なんかこの作品って、「渇き」に似ている!??と思っていたら、これはこれで凄いなって思いながら見ていた。娘を亡くし、傷心の父と、娘の同級生木場咲との戦い。この木場咲のころころ変わる女優っぷりが凄いなと思いながら観ていた。そして、そんな咲に翻弄される父親。クライマックス、意を決した父は、いったいどうやって!??と思ったら、こんなことで!!!思わずえっっとなってしまった。でも、ラストのあの咲の顔、うーん、この子はこうやって周りを欺いて女王様として生き抜いていくのかなぁなどと思ってしまった。役どころの咲が凄いなと思ったが、この咲は吉本実憂さんが演じているし、その変わりっぷりが見事。髪型ひとつで雰囲気が全然違ってくるし、いったいこの子は何!??と思ってしまう。
これはスクリーンで楽しみたい作品。