映画の予告を見て気になっていた作品、さっそく見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方が見に来ていて、ほぼ満席状態でした。上映前には珍しくお坊さんのトークショーもあり、この作品についてのトークショーが行われました。
エルサレムの老人ホームに暮らすヨヘスケルはユニークなアイディアでみんなの生活を少しだけ楽にするような発明が趣味。ある日、彼は望まぬ延命治療に苦しむ親友マックスから、発明で安らかに死なせてほしいと頼まれる。妻レバーナは猛反対するがお人よしのヨヘスケルは親友を助けたい一心で、自らスイッチを押して苦しまずに最後を迎える装置を発明する。同じホームの仲間たちの助けも借りて計画を準備し、ついに自らの意志で安らかに旅立つマックスを見送る。しかし、秘密だったはずのその発明の評判は瞬く間にイスラエル中に広がり、依頼が殺到してしまい!?そんななか、愛するレバーナに認知症の兆候があらわれ始めて…。残された時間と向き合って見えてくる、人とのつながり、人生の輝き。ヨヘスケルとレバーナの選択とは?
老人ホームで暮らす人たちの姿をユーモアを入れて描いている。それはそれとして面白いのだが。友人のために自殺の機会を作る。うーん、それを使うかどうか、確かに微妙だ。もし、自分がそんな立場なら、どうするか、果たして使うのか、そんなことを思いながら見ていた。そんな中、妻が認知症に…。段々と進む症状、いったいヨヘスケルはどうするのか。どう選択するのか。もし自分なら…。うーん…、と思っていたら、え、ここで終わりなのか!!うーん、答えは人それぞれってことか!?うーん、じぶんなら…。
色々と考えさせられる作品だった。
うん、スクリーンで見て考えるのもいいかも。