森田芳光監督作品の続編といえる作品、早速見に行ってきました。
今日は封切り初日、お昼の回を見に行ってきましたが、ほぼ満席状態でした。
マジメすぎる落語家「の・ようなもの」出船亭志ん田。師匠の自宅に住み込み修行中だが、「小学生が国語の教科書を読んでいる」ような落語で、全然パッとしない。同居している師匠の娘、夕美に秘かな思いを寄せているが、いつもイジられっぱなし。ある日、志ん田は師匠から、以前この一門にいた兄弟子・志ん魚を探し出すよう命じられる。一門のスポンサーである女会長のご機嫌とりのにため、彼女がお気に入りだった志ん魚を復帰させようという魂胆。ようやく見つけ出した志ん魚は、落語とは無縁の生活を送る55歳の男になっていた。大師匠の死後、もう二度と落語はやらないと誓っていた志ん魚の心を動かすべく、師匠の命令で志ん田は志ん魚と、男2人のおかしな共同生活を始めることに。志ん田は、のんきに暮らしながらも、自分らしく、楽しく生きる志ん魚の姿に、自分の中に足りない何かを見つける。一方の志ん魚も、不器用ながらもまっすぐな志ん田の姿に昔の自分を重ね、忘れかけていた落語への愛を思い出すようになっていた。果たして志ん田は落語も恋も最高の「オチ」を見せることができるのか?
一つ目の志ん田の奮闘記。兄弟子の志ん魚を探していろいろと。そして、見つけたのはなんと…!!そして、志ん魚と一緒に住むことで、変わっていく志ん田。ストーリー展開もテンポがいいし、登場人物のキャラもはっきりしていて、ついつい最後まで時間を忘れてみてしまっていた。クライマックスの落語のシーン、どうなるのかと思っていたら、結構面白く、それでいてウルッて感じでなかなかおもしろかった。
うん、スクリーンで見てもいいかも。