韓国映画リメイクということで、どんなリメイクに仕上がったのか気になっていた作品、早速見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方が見に来て、ほぼ満席状態でした。
可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大島節子。その容姿とは裏腹に、口を開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、時には熱く説教をする。そんな「超あやしい20歳」の正体は、73歳のおばあちゃんだった。戦中生まれの下町育ち、早くに夫を亡くし、女手一つで娘を育ててきた。望むような人生を生きられなかった主人公に訪れた二度目の青春!突然若返った彼女は、「こうなったらとことん好きなように生きてやるぬ!」と髪型も服装もチェンジ、家族も名前も捨て去って、む新たな人生をスタート。そんな彼女の天性の歌声は、魂を震わせ、たちまち周囲を魅了していく。実の娘の心配をよそに、イケメン音楽プロデューサーにスカウトされ、しがないバンドマンの孫とまさかのバンドデビュー!?長年彼女に想いを寄せる幼馴染の次郎も捲き込みながら、初めて思い通りの人生を歩む節子…そんな彼女が最後に気づく大切なものとは?
おばあちゃん役の倍賞美津子さんの超毒舌おばあちゃんカツもすごい。また、カツに対抗する友達みどり役の金井克子さんもすごいなぁと思いながら見ていた。若くなった大島節子。だけど、ところどころおばあちゃん気質が残っていたりという、ちょっと難しい役どころ、多部未華子さん、うまく演じている。そして、オードリー・ヘップバーンスタイルがとってもかわいい。バンドに夢中な孫と一緒に歌を歌うくだり。ちょっと懐かしい歌も、今どきのアレンジで懐かしく新しい歌で楽しめた。そして、新曲も。クライマックス後半、娘との会話には思わずウルウル、涙があふれた。ラストの展開もまた面白い。
うん、韓流映画以上に楽しめた感じ。
スクリーンで楽しみたい作品。