映画の予告が気になった作品、早速見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方でほぼ満席状態でした。試写会後には監督のニティワット・タラトーンさんが挨拶に立ち、撮影の裏話や、観客の質問を受けていました。学校のエピソードなど、実際にある水上学校の先生に聞いた話がもととなっているということでした。ってことは、あれも!??えーーーっっとびっくり!!
スポーツしか取り柄のない青年ソーンが、ようやく見つけた仕事は、誰も行きたがらない山奥の湖に浮かぶ水上学校の先生。そこは電気もなし・水道なし・携帯電話もつながらない場所。生徒の子供たちとも打ち解けられず、孤独なソーンは、ある日、誰かの日記を見つける。それは前任の女性教師エーンの日記だった…。ソーンは日記を読むうち、そこに書かれた悩みに共感したり、教え方を学んだり。やがて会ったことのないエーンに恋をし、彼女を探しはじめるが…。美しい自然に囲まれたタイの水上学校で、日記に支えられ、子どもたちに教えられ、ダメ先生が成長していく。
せっかく学校に赴任しても生徒がいない…。生徒探しから先生の仕事が始まるなんて。そして、平日は学校に寄宿して過ごす子供たちの姿。前任のエーン先生のエピソードと、ソーン先生のエバソードがうまくつながれていって、水上学校の生徒たちの話が紡がれていく。特にびっくりしたのは、えっっ、トイレにあんなものが!!!そのびっくりさと、教室にあんなものが入ってくるなんて!!!これはこわいっっっ!!そして、自然の力も!!!こんなすごい学校、すごすぎ!!でも、そんな学校で子供たちのために一生懸命に過ごす先生の姿がすごくキラキラしている。クライマックス、いったい二人は…!!そして、ラスト、うーんこれからどんなストーリーが紡がれるのか…ちっょと印象的なラストだった。
うん、これはぜひスクリーンで見たい作品。