映画のチラシが気になった作品、早速見に行ってきました。
今日の試写会は、上映前に加藤一二三棋士のトークショーがあり、ローマ法王さま来日ラブコールを加藤棋士が行ったり、対局中に讃美歌を歌ったりのエピソードを披露され、讃美歌を歌われたり、クイズをしたりと和やかなトークショーでした。
会場も多くの方でほぼ満席状態でした。
コンクラーベ(法王選挙)のためにバチカンを訪れたベルゴリオ枢機卿は、運命の日を前に自身の半生を振り返る…。1960年、ブエノスアイレス。大学で化学を学んでいたベルゴリオは、神に仕えることが自分の道と確信し、イエズス会に入会し35歳の若さでアルゼンチン管区長に任意される。だがこの時期は、ビデラ軍事政権による独裁政治の時代。多くの市民が反省力の嫌疑で捕えられ、ベルゴリオの仲間や友人も、次々と命を奪われていく。この苦難の時代こそが、後にローマ法王に選出されるベルゴリオの信仰の強さや勇気を、より強固なものにしていった。彼が愛した人々、彼を支えた人々と織りなす壮絶なドラマは、驚愕と深い感銘、感動を与えてくれる。
ローマ法王さまが映画になるなんて珍しいと思って見に行った。法王さまって、確かにキリスト教の最頂点に立つ人ということしか知らないし、ただ神に祈っている人なのかと思っていた。大学で学んだあとに、聖職者となり、人々に教えを説く身となったベルゴリオ。当時、アルゼンチンの軍事政権時代、こんなことが日常茶飯事となってあったこと、びっくり。そんな中、嫌疑をかけられた人を助けるため、こんなこともやっていたのか。その後のベルゴリオはドイツでまたこんな教えにも出会って。なんかこんなのいいなぁと思いながら見ていた。日本への布教も希望していた方でもある。貧しい人々のためにこんなに語り合っている方ってすごいなぁと思った。ただ単に日々神に祈っている人ではないんだと思った。
うん、スクリーンで見てもいいかも。