映画のチラシが気になった作品、早速見に行ってきました。
今日は平日、夜の回を見に行ってきましたが、大勢の方が見に来ていました。
第二次大戦後、ソヴィエト連邦の影響下におかれたポーランド。スターリンにより全体主義に脅かされながらも、カンディンスキーやシャガールなどとも交流を持ち、情熱的に創作と美術教育に打ち込む前衛画家ヴワディスワフ・ストゥミェンスキ。しかし、芸術を政治に利用しようとするポーランド政府が要求した社会的リアリズムに真っ向から反発したために、芸術家としての名声も、尊厳も踏みにじられていく。けれども彼は、いかなる境遇に追い込まれても、芸術に希望を失うことはなかった。「芸術と恋愛は、自分の力で勝負しなければならない…」その気高い信念と理想は、今の不確かな時代にも、先決な光りを残していく…。
実在した画家、ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキの晩年を描いた作品。社会主義国ポーランドで、政府に反発したため、仕事を失ってしまう画家。ようやく見つけた仕事もまたその職場を去らなければならないことに。そのため、収入や、配給切符もない状態。日々の買い物、こんな状態なんだとちょっとびっくり。晩年の大変さが印象的だった。
うん、芸術ものが気になる方はスクリーンで見てもいいかも。