映画の予告が気になった作品、早速見に行ってきました。
今日は封切り翌日の土曜日、お昼の回を見に行ってきましたが、大勢の方で混み合ってました。
高校時代のクラスメイト・山内桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった「僕」。彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく…。膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」を偶然に見つけたことから、「僕」と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩しいまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。桜良の死から12年。結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子もまた、「僕」と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた…。そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る2人…。
「僕」と君との出会い、そして、共に過ごした期間の出来事。そして、12年後の現在の「僕」のストーリーが見事に溶け合っている作品。時代がはっきりわかるのに、そのつなぎが違和感がなく、自然にそのストーリーに入っていける。また、桜良は普段はにこやかにしていても、その奥で忍び寄る死に恐れている姿が出ていて、病のつらさ、死の恐怖を感じさせる。クライマックス、突然の展開にえっっ!??という感じと、そうだったのかという感じと。おもわずもらい泣きの感じ。ウルウル、ボロボロな感じだった。
うん、泣きたい映画、スクリーンで見たい作品。