「コララインとボタンの魔女」製作スタッフのスタジオライカの最新作ということで早速見に行ってきました。
今日の試写会は大勢の方が見に来ていて、混雑していました。
三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという、不思議な力を持つ少年・クボ。幼い頃、闇の魔力を持つ祖父にねらわれ、クボを助けようとした父親は命を落とした。その時片目を奪われたクボは、最果ての地まで逃れ母と暮らしていたが、更なる闇の刺客によって母さえも失くしてしまう。父母の仇を討つ旅に出たクボは、道中出会った面倒見の良いサルと、ノリは軽いが弓の名手のクワガタという仲間を得る。やがて、自身が執拗に狙われる理由が、最愛の母がかつて犯した悲しい罪にあることを知り…。かつて母と父に何があったのか?三味線に隠された秘密とは?祖父である「月の帝」と相対したとき、全ては明らかとなる…。
パペットアニメとしてもすごいが、それを見ていると、ストーリーを見逃しそう。普通のアニメとして途中から見ていた感じ。クボの奏でる三味線の音色でいろいろと変化していく折り紙。そして、お母さんとのストーリー。また、猿とクワガタとの旅、なかなか面白い。いったいどこに探し求めるものがあるのか、その冒険も見入ってしまう。そしてクライマックス、帝、一体どうなるのかとドキドキ。そしてラスト、そのやさしさにほろっとしてしまう。エンドロールのメッセージ、二本の弦の秘密にもウルウル。
今回は字幕版での鑑賞だったが、日本語吹き替え版もあるので、こちらも機会があれば見たい。
うん、スクリーンで楽しみたい作品。