ジェフリー・ラッシュさんがジャコメッティを演じるとのことで楽しみにしていた作品、早速見に行ってきました。
今日は週末、夜の回を見に行ってきましたが、まずまずの入りでした。
個展が始まったばかりのジャコメッティは、アメリカ人作家で美術評論家のロードに、「肖像画のモデルになってほしい」と声を掛けた。憧れの作家直々の指名に名誉と好奇心を感じたロードは、すぐに終わるとの言葉を信じて巨匠のアトリエへ向かった。ところが、愛人カロリーヌの突撃訪問やジャコメッティ自身のスランプもあり、セッションを重ねても肖像画は進まない。いつになったら肖像画は完成するのか。本能と信念のままに生きるジャコメッティのすべてを記しながら、ロードは不安に駆られていた。
ジャコメッティといえば、彫刻家だとばかり思っていたが、こんな絵画も書いていたのね。あの、細い彫刻って有名で、そういえば、学校でこんな感じの彫刻っぽいの作ったことあったっけ!??等と思い出しながら見ていた。でも、最後の肖像、こんな風に描いていたのね。と、このシーンがなかなか静かで、動きが無くて、見ていて思わず眠ってしまっていた。そしたら、ジャコメッティのあの叫び声でビクッと起きているmikiだった。まあ、それでも後半は見ていた感じ。いったい何日かかってしまうのかなどと思ってしまった。最後は、モデルのロードの機転、うまいかもと思った。と、このロード役のアーミー・ハマーさんもちょっと気になる。
うーん、絵画が安くみられるときに見てもいいかも。