阿部寛さん主演の最新作ということで早速見に行ってきました。
今日は封切り翌日の土曜日、夕方の回を見に行ってきましたが、大勢の方が見に来てました。
老中・田沼意次の規制緩和により金になれば、なんでもOKな江戸の世。越後長岡藩士として出世コースを邁進する小林寛之進はある失言から、藩主・忠精の逆鱗に触れ、左遷されてしまう。その左遷先は、猫の「蚤とり」を生業とする貧乏長屋。そこには、旦那の甚兵衛と女房のお鈴、貧しい子供たちに読み書きを教える友之介が暮らしていた。「猫の「蚤とり」って何ら?」戸惑う寛之進の初めての猫の「蚤とり」客は、亡き妻・千鶴に瓜二つの女・おみね!この運命的な出会いに胸高鳴る寛之進であったが、彼女から浴びせられたのが、この一言。「この、下手クソが!!!!」猫の「蚤とり」とは、女性に「愛」をご奉仕する裏稼業であったのだ!侍として、必死に積み上げてきた剣術や学問、プライドもここでは無意味であった。意気消沈する寛之進の前に、妻・おちえに浮気を封じられた伊達男の清兵衛が現れた…。果たして、寛之進は、おみねとの恋を成就させることはできるのか?そして、彼を待ち受ける運命とは!?
ストーリー展開も、テンポもよくて、思わずのめりこんでみていた感じ。出演陣の、あ、この役合ってる!!と思わせる感じ。まじめな寛之進、いったいどうなるのか。伊達男の清兵衛はどうなるのか。そして、クライマックス、寛之進は!!最後まで展開が読めずに面白かった。
うん、スクリーンで楽しみたい作品。